
教員紹介塩見 知利特任教授
Faculty memebers

塩見 知利shiomi tomotoshi
職名 : 学部長、幼児教育研修センター所長
学位・資格 : 修士(教育学)
自分の将来に関して明確な目標をもってひとつづつ目の前の道を進んでもらいたい。
担当科目
保育の表現技術
所属学会
美術科教育学会
専門分野
幼児の造形、幼児の造形発達、美術教育
研究テーマ
乳幼児の発達に則した造形表現について
保育内容としての映像(ICT)の活用についてー砂場にマッピングーなど
製作としては近年(関節人形の世界)として個展数回
主な研究業績
- 1. 塩見知利「1歳児の造形保育からイメージを獲得する過程を推察する――保育実践「何が出てくるかな」を通じての考察」、『平安女学院大学幼児教育センター紀要』第1号、pp.1-10、2023年。
- 2. 平田智久監修、小野和・宮野周編『〈感じること〉からはじまる子どもの造形表現――理論と実践事例から学び、考えよう』(共著)、教育情報出版局、2022年。
- 3. 塩見知利「新たなる砂場への提言III――プロジェクションマッピングの可能性」、『人間教育学研究』第7号、pp.29-39、2021年。
- 4. 塩見知利「ファッションショを通じて行う総合表現の実践――卒業研究に向かう課題発見のための内的動機づけに関して」、『大谷大学乳幼児教育学科研究紀要』第1号、2021年。
- 5. 塩見知利「新たなる砂場への提言Ⅲ-2――幼児の造形表現とインタラクティブな環境」、『大谷大学短期大学部幼児教育保育科紀要』第20号、pp.9-22、2019年。
自己紹介
今行っている研究及び研究テーマは幼児造形教育をしっかりと体系を持った学問のとして構造化することです。美術科教育学会の乳・幼児造形教育部会を中心に今後幼児の造形を学ぶ人達がどのように研究を進めていけばいいのか幼児の造形を「学」として成立する必要があります。一方では現場の保育者の造形に関する悩みや疑問を軽減するように、平易な言葉と内容で発達に合った幼児中心の保育を伝えていければと考えています。
学生へのメッセージ
子ども教育学部は保育者や教員を目指す人が学んでいる学部です。これからの世界を作っていく人たちを育てる仕事です。そういった意味では、大変やりがいもあるし楽しい仕事です。まず自分の好きなことを見つけてそれを理論化していってください。面白いことには面白いわけが存在します。それを解き明かすことことだけでも大学に入った意味があると思います。同時にそれを発信していく力を身に着けてください。保育も教育も養護もこうした力がベースとなります。それをこれからの子どもたちに注いであげるそのお手伝いができるよう私たち大学教員がいます。好きなことを伸ばす手伝いをしてくれる教員も同時に探して、積極的に訪問してください。
関連リンク
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